小学校で広がる「あだ名禁止」 近藤春菜の的確なコメントが反響呼ぶ
24日放送の『スッキリ』(日本テレビ系)では、「あだ名を禁止」する小学校が増えていることについて報道。その中で、ハリセンボン・近藤春菜のコメントに視聴者から多くの反響が寄せられている。
「いじめ防止法」の影響が大きい 番組では「友達を呼ぶときは『さん』付け」という校則を設けている小学校が紹介され、同番組の取材に応じた現役教師からも「呼び捨てもあだ名もしないというのが当たり前になっている」といった声が。
小学校で「いじめ防止」の動きが広がっている背景について、番組の取材に応じた教育社会学者で名古屋大学・内田良准教授は、2013年に施行された「いじめ防止対策推進法」の影響が大きいと話す。
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嫌なニックネームに苦しんだ人は約2割 番組内では、「あだ名」に関する街頭インタビューの様子も紹介され、「あだ名」の良い面として「心の距離が近くなった証拠」「親しみやすさ」といった声が。
しかしその一方で、「ブス」や「うんこ」といったあだ名を付けられ、苦しんだ経験のある人からの切実な声も聞こえてきた。
ニックネーム調査
なお、しらべぇ編集部が全国の10代〜60代の男女1,732名を対象に「あだ名・ニックネーム」に関する意識調査を実施した際には、全体で23.0%の人が「人から呼ばれて嫌なニックネームがある」と回答。
あだ名禁止に近藤春菜は… 小学校での「あだ名禁止」について、近藤は「あだ名を禁止にすることによって、いじめがなくなるみたいなことではないと思う」とコメント。
続けて、「表面的に(いじめが)見えなくなるだけで、裏で嫌なあだ名で呼ばれていたら意味が全くない」「あだ名を禁止にしないで、呼ばれているあだ名が『嫌だ』っていうことを、ちゃんと訴えられる学校というか、そういう場であってほしい」と訴えた。
的確なコメントに「卒業」惜しむ声も 表面的に「あだ名を禁止する」のではなく、いじめ防止のためには根本的な部分に目を向けるべき…という近藤の言葉には、視聴者からも反響が。
インターネット上では「あだ名禁止は春菜さんの言う通り、表面化しないだけになりそうな気もする」「何でもかんでも禁止にするんじゃなくて、嫌なら嫌と言える環境作りを大人が作らないとだよね」といった投稿が目立つ。
中には、「春菜さんは、いつも的確で自分の言葉でコメントをしている…3月で卒業するの寂しい…あだ名の話はうんうん頷きまくったよ」と、近藤の番組卒業を惜しむ声も見受けられた。
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